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【資料・事例】【公衆衛生】2021年度活動事例集を作成しました

 行政栄養士の公衆栄養業務におけるマネジメント力、事業計画力や事業推進力の向上を目指し、地域保健対策の実践に役立てるため、公衆衛生職域会員による活動事例を収集し、事例集を作成しました。

活動事例テーマ
 行政栄養士による健康づくり及び栄養・食生活の改善の基本方針(行政栄養士業務指針)(平成25年3月29日健が発0329号第4号 厚生労働省健康局がん対策・健康増進課長通知)では、健康寿命の延伸及び健康格差の縮小に向けて、生活習慣病の発症予防や重症化の予防を図るとともに、社会生活を営むために必要な機能の維持や向上を目指し、新しい時代の要請に対応するため、行政栄養士の役割を示しております。

 業務指針は栄養施策の成果を最大に得るために、都道府県、保健所設置市、市町村における業務の基本的な考え方を下図のとおり、(1)と(2)に基づき、(3)(4)(5)の具体的な施策を展開する構成となっています。
 そこで、業務指針の(3)(4)(5)をテーマとして、具体的な活動事例を収集します。
 活動事例のテーマ(3)(4)(5)は、次のとおりです。(厚生労働省資料 参照)
(3)生活習慣病の発症予防と重症化徹底のための施策の推進
(4)社会生活を自立的に営むために必要な機能の維持及び向上のための施策の推進
(5)食を通じた社会環境の整備の促進

【重点テーマ】
 経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ(令和2年7月17日閣議決定)では、今回の感染拡大を契機として、柔軟な医療供給体制、データ利活用、健康予防の重要性が再認識されたとし、ポストコロナ時代を見据えた「新たな日常」に対応した予防・健康づくり、生活習慣病や重症化予防を多職種連携により推進するとされています。
 また、活力ある「人生100年時代」の実現に向けて、健康寿命の更なる延伸が課題であり、成長戦略フォローアップ(令和2年7月17日閣議決定)においても、予防・健康づくりに向けた個人の行動変容につなげる取組の強化が挙げられています
 そこで、事例収集の重点テーマは、新型コロナ感染症への対応等を踏まえ、「新たな日常」に対応した予防・健康づくり事業について収集します。
 また、高齢者の介護予防・フレイル対策や頻発する自然災害に応じた栄養・食生活支援の事例についても引き続き収集することとしました。

【重点テーマに関する事例の一例】

 ■既存の他事業を活用した生活習慣改善に向けた取組(例:乳幼児健診等の場を活用した塩分チェックや薄味のすすめによる生活習慣改善に向けた取組)

 ■ICT等を活用した健康教室の実施や健康情報の発信の取組とその効果

 ■「新たな日常」における健康課題の分析と改善に向けた取組

 ■コロナ禍での感染対策を踏まえた各種教室や健康づくり事業の取り組みとその効果

 ■低栄養傾向や低栄養の高齢者の実態把握及びその背景の分析等を進め、改善に向けた効果的な計画の立案、取組の展開

 ■高齢者の多様な心身の課題に対応した疾病予防・介護予防のための多職種との連携による取組

 ■災害時でも「健康的」な食事を支援するための栄養施策の立案や具体的な取組

【掲載事例】
 活動事例は、原則として各都道府県栄養士会で2事例(実施主体が都道府県のものを1事例、保健所設置市及び特別区、市町村が実施主体のものを1事例)として収集しました。
 今回は、都道府県が実施主体29事例、保健所設置市及び特別区、市町村が実施主体36事例を掲載しています。

2021年度行政栄養士による活動事例集

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