【厚生労働省】「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」の実施について
2025/08/29
ニュースのポイント
- 毎年9月は「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」の期間
- 健康増進普及月間の統一標語「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~」
- 食生活改善普及運動の重点テーマは「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」
厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」および「食生活改善普及運動」の期間と定めている。
「健康増進普及月間」は、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙等個人の生活習慣改善の重要性について国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するために、「食生活改善普及運動」と連携して種々の行事等を全国的に実施する。今年度の統一標語は、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~」である。
食生活改善普及運動は、健康日本21(第三次)において、健康寿命の延伸及び健康格差の縮小の実現を目指し、個人の行動と健康状態の改善及び社会環境の質の向上を図るとしていることから、栄養・食生活の改善を推進するために、行政機関だけでなく企業や民間団体等の多様な主体が連携し、食生活改善やそのための食事を支える食環境づくりを進めることが重要であるとしている。2025年度の食生活改善普及運動では、「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」を重点テーマとし、種々の取組を全国的に実施する。
スマート・ライフ・プロジェクトのスローガンである「健康寿命をのばそう」の下、関係機関・団体等と連携した栄養・食生活の改善に関する取組を実施できるよう、本運動に関する周知を幅広く行い、リーフレットやPOP等の普及啓発用素材(「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」、「毎日プラス1皿の野菜」、「毎日のくらしに果物を」、「バランスのよい食事」、「おいしく減塩」及び「毎日のくらしwithミルク」等)を作成、配布する。普及啓発用素材は、スマート・ライフ・プロジェクトのウェブサイトに掲載し、自由にダウンロードして活用できる。
取り組み実施機関は、厚生労働省、食生活改善普及運動の趣旨および健康増進普及月間の趣旨に賛同する都道府県、市町村、特別区、関係団体等とされており、それぞれの地域診断結果に基づき取り組みの対象者・手法等を検討することで、効率的かつ
また、国民の健康増進および食生活改善においては、管理栄養士・栄養士の活躍が期待されている。各種取り組みを企画・参加されたい。
■健康増進普及月間について詳しく見る(厚生労働省)
■食生活改善普及運動について詳しく見る(厚生労働省)
■スマート・ライフ・プロジェクトについて詳しく見る(厚生労働省)
