【厚生労働省】特定健診等事業効果検証及び医療費の地域差等の「見える化」等調査研究等業務報告書を公開
2025/08/08
ニュースのポイント
- 特定健診等事業効果検証及び医療費の地域差等の「見える化」等調査研究等業務報告書が公開された
- 特定健診・特定保健指導の効果に関する先行研究を参考に、NDBを用いた大規模レセプトデータを利用し、保険者種別のアウトカムを分析したもの
- 報告書は厚生労働省ホームページ「特定健診・特定保健指導について」に公開されている
2024年度から開始された第4期特定健診・特定保健指導において、特定保健指導のあるべき姿が 「対象者自身が健診結果を理解して体の変化に気付き、自らの生活習慣を振り返り、生活習慣を改善するための行動目標を設定・実践でき、そのことにより対象者が自分の健康に関するセルフケア(自己管理)ができるようになること」であることをふまえ、特定保健指導によって得られた対象者の状態の改善や行動変容を評価する「アウトカム評価」が導入された。
このような経緯の中、特定健診等の効果について健康増進及び医療費適正化の観点から、科学的根拠に基づくエビデンスの構築が必要であることから、 特定健診・特定保健指導の効果に関する先行研究を参考に、NDBを用いた大規模レセプトデータを利用し、保険者種別のアウトカムを分析したものである。
報告書は厚生労働省ホームページ「特定健診・特定保健指導について」内、「6.その他」内の「委託事業報告書」欄に掲載されているので、下記のURLより確認されたい。
