【消費者庁】パブリック・コメント募集:「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」案に関して
2025/09/24
ニュースのポイント
- 「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」案について、意見を募集している
- ガイドラインでは、⾷品関連事業者等が⼀般⽤加⼯⾷品に包装前⾯栄養表⽰を導⼊するための ⼀般的な取扱いやその望ましい在り⽅が示されている
- 意見募集期間は、2025年10月21日(火)まで
消費者庁では、「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」案に対し、意見を募集している。
2015年から容器包装に入れられた一般用加工食品及び一般用添加物には、食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)に基づき、栄養成分の量及び熱量 の表示(栄養成分表示)が義務付けられている。食品表示については、食品表示基準において容器包装の見やすい箇所に行うこととされているが、実際の栄養成 分表示の表示箇所は容器包装の裏面とされることが一般的である。
諸外国では、栄養成分表示の見にくさや分かりづらさを補足する取組として包装前面栄養表示が導入されており、2021年11月のコーデックス委員会において、包装前面栄養表示ガイドラインが採択された。 また、2024年度に「21世紀における第三次国民健康づくり運動(健康 日本21(第三次))」が開始され、健康・栄養政策において、健康的で持続可能な食環境づくりが推進されているところである。
2024年度から消費者庁において「日本版包装前面栄養表示に関する検討会」を設置して検討が行われ、「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」の案が作成された。 本ガイドラインは食品表示基準に位置付けないガイドラインである。
意見の提出方法はWebの意見提出フォーム、郵送。意見募集期間は2025年10月21日(火)(必着) 。詳細および意見の提出方法については、下記を参照されたい。
