【農林水産省】「令和6年度食料自給率」を公表
2025/10/16
ニュースのポイント
- 「令和6年度食料自給率」を農林水産省が公表
- カロリーベースで前年度並みの38%、生産額ベースで前年度より3ポイント高い64%、摂取熱量ベースで前年度より1ポイント高い46%
- 摂取熱量ベースの食料自給率を、平時において国民の日常生活に必要な摂取熱量のどの程度が国内で賄われているかを示す指標として今年度からあわせて公表
2025年10月10日(金)に農林水産省より「令和6年度食料自給率」が公表された。
食料自給率は、国内の食料供給に対する食料の国内生産の割合を示す指標として、日本における食料の国内生産および消費の動向を把握することを目的に、毎年公表されている。
同時に「令和6年度食料需給表」も公表された。
2024年度(令和6年度)の食糧自給率
・カロリーベース食料自給率:前年度並みの38%
米について、主食用米の消費量が増加したこと及び砂糖について、国産てん菜・さとうきびの生産量が増加し産糖量が増加したことがプラス要因となる一方で、小麦の単収減少により生産量が減少、その他、大豆、野菜、魚介類の生産量も減少したことがマイナス要因となった。
・生産額ベースの食料自給率:国内生産額の増加により、前年度比+3ポイントの64%
特に、米、野菜、畜産物の国内価格上昇に伴い、それらの国内生産額が増加した。
・摂取熱量ベースの食料自給率:46%
1人1日当たり国内供給熱量(860kcal)/平時における国民の日常生活に必要な摂取熱量(1,850kcal)
摂取熱量ベースの食料自給率は、平時において国民の日常生活に必要な摂取熱量のどの程度が国内で賄われているかを示す指標として、今年度からあわせて公表している。
詳細は、下記より参照されたい。
■令和6年度食料自給率を公表します(農林水産省)
■令和6年度食料自給率(農林水産省)
■令和6年度食料需給表(農林水産省)
■食料自給率・食料自給力について(農林水産省)
